2015年6月28日日曜日

ちょこっと出演したドラマが放送されましたという事後報告と、再放送があるらしいという噂。(あとスター・ウォーズ展に行きました)

今日は本日最終日のスター・ウォーズ展に滑り込んできましたよ〜!!


ひゅ〜ひゅ〜。ダース・ベイダーかっこいい〜!!

僕はマニアックなSWファンでは決してないですが、それでも十分すぎるほど楽しめましたっ。
展示の規模は大きいものではないんだけど、あの音楽たちが鳴って、目の前にライトセーバーとかジェダイ・シスたちのコスチュームのレプリカがあったら……
そりゃテンション上がりますよ!
エピソード7が楽しみだなぁ。
興味ある人は皆観てると思いますが、この特報第二弾には、やられちゃいましたよね。
墜落したミレニアム・ファルコン、朽ちたダース・ベイダーのマスク……
そしてそして、あの二人〜!!
とっても楽しみです。年末。


あとですね、ちょこっとだけ出演したドラマが昨日放送されたみたいです。
NHKの「ちゃんぽん食べたか」ってドラマの第5話。
もうすぐのはずだなぁ〜なんて思ってたら、過ぎておりましたよ。
ビックリ!
ただ再放送があるみたいです。7月18日(土)の0時10分から。
つまり17日(金)の深夜ですね〜。
金曜の夜! 金曜の夜! ゴージャスな匂いですね〜。

2015年6月6日土曜日

27歳になった夜は、ままごとの「わが星」を観ました


3日前、6月3日に27歳になりました。
27歳と言えば、ロックミュージシャンがよく死ぬことで知られている年齢です。
今ぱっと思いつくだけでも、

クロスロードの伝説が有名なロバート・ジョンソン(厳密にはブルースの人ですが)
プールで謎の死を遂げたローリング・ストーンズ初代リーダー、ブライアン・ジョーンズ
立て続けに死んだ、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン
ショットガン自殺したニルヴァーナのカート・コバーン

あと最近だとエイミー・ワインハウスが亡くなったのも27歳でしたね。
そういう歳です、27歳。ついになってしまいましたよ、27歳。
健康に気をつけて生きようと思います。




タイトルにも書いたのですが、27歳の誕生日に「わが星」を観ました。



6年前の初演、4年前の再演も観ていて、特に初演はいまだに「ホリ史上最高の観劇体験」であり続けているので(あの時の衝撃といったらなかった……)、自分への誕生日プレゼントにしたら素敵だなぁと思いまして。
劇中でも誕生日が重要なイベントとして扱われることも知っていましたし。

ま〜最高でした。

もう冒頭から涙腺決壊気味でして、途中いったん落ち着いたんですが、最後の畳み掛けで完全にやられてしまいました。
お父さんお母さんのラップ風モノローグ以降は泣きっぱなしで顔面グチョグチョ。
なんでだろう、「わが星」観ると涙だけでなくて鼻水も出てくるんですよね。
初演の時相当痛い目を見て「ティッシュ持ってくれば良かった……」と思ったはずなのですが、以後全く学習せず。
初演の時は椅子に座ったまま呆然としてしまったのですがさすがに三回目ともなると何とか平常心は保っていられて、なるはやでトイレへと向かいました。

しかし本当に良かったんですよねぇ。
特に今回、「会話」の要素が大きくなった気がしてそこが凄く好きでした。
ラップ部分も、初演の時は半分くらいしか聞き取れていなかった記憶があるのですが(それはそれで圧というか、勢いを感じて凄かった……)、再演を経て、再々演の今回はより明瞭に・クリアになった気がして。
会話もラップも言葉のイメージが広がる余白が大きくなったというか。
あれ? 何か偉そうなこと言っちゃった。


正直な話。
「わが星」は今観るとちょっと甘すぎるかなぁとも思っていたんです。
軸の一つはファンタジックですらあるボーイ・ミーツ・ガールですし。
皆で手をつないで歌って踊ってっていうのも、ねぇ……なんて。
で、その心配はある程度、当たっていました。
例えば先週に観劇してバチコーンとやられてしまった快快の「再生」と「わが星」を並べられて、「もう1回観るならどっち?」って言われたら、僕は迷わず「再生」を選ぶと思います。
でもまぁ、それはあくまで今の僕の状態というか、モードというかにマッチしているのはどっちかというだけの話であって。
それに誕生日はせっかくなら甘いケーキが食べたいなえへえへ、とか何とか。


あと印象的だったのが、お芝居の内容とは離れるのですが、客席の雰囲気。
何て言うか凄くオープンな、普段演劇、ましてや小劇場なんてほぼ観ないであろう人たちが普通に座っている雰囲気。
あくまで雰囲気で証拠は全くないのですが。
あ、あと高校生の集団がいたりもして。演劇部の子たちだったのかな?
ほへーとなりました。




「わが星」からは離れますが、誕生日つながりで。
6月3日は朝から夜まで外出中、だったのですが、「『脳内ポイズンベリー』観た〜! 面白かったよ〜!」っていう会話を3回も街中、電車の中で耳にしたんです。
なんかその3回目の時に、「あ、世の中には芸術が人生の主食じゃなくてデザートとかスパイスとかに過ぎない人がいるんだ。というかそういう人の方が多いんだ!」って思ったんです。
あ、芸術って言葉は誤解を生みそうであれなんですが、あくまで演劇・映画・文学・音楽・美術……そういった表現全般、という意味合いで書きました。
アート系、エンタメ系なんて言葉もありますけど、優れたエンタメは芸術……ですよね?
ヒッチコックとかハワード・ホークスとか黒澤明とか、チャップリンとかバスター・キートンとかマルクス兄弟とか、あとモンティ・パイソンだって、芸術って言って全然違和感ないです。少なくとも僕は。ほとんど例えが映画であれなんですが。

で、で、「脳内ポイズンベリー」がどうこうって話ではなくて、
あくまで仕事のストレスを解消するような楽しい時間を過ごすために映画に触れる人、
人生を揺さぶられたいなんて全く考えることなく小説を読む人、
そういう人が社会の大多数を占めているんだってこと、今までも頭では分かっていたんですが、一昨日初めてストンと自分の中で落ちたんです。
皆仕事が忙しくて、人生ひっくり返るほどの衝撃なんて、ただ迷惑なだけなんだろうなぁと思ったのです。


本当にちなみになんですが、僕は最近だと、保坂和志の小説論三部作に完全に人生観ひっくり返される、まではいかないまでも、30度から45度ぐらいは動かされました。
今、僕の芸術とか演劇とか人生とかの考えの基盤になっているのは、間違いなくあの3冊の本です。


あ、冒頭の写真は、藤尾さんから誕生日プレゼントとして頂いたステキぬいぐるみ(エドワード・ゴーリーの作品の中に出てくるキャラクターらしいです。可愛い顔してきっと怖いやつなんでしょう)と再収穫を狙っている豆苗です。
藤尾さん、ありがとうございます!
自分への誕生日プレゼントとして、「わが星」以外に「筒井康隆コレクションⅡ 霊長類 南へ」も狙っていたんですが、予算の都合上カットされました。
どうやらこのシリーズ、筒井康隆の絶版作品を集めたものらしいのですが、「霊長類 南へ」もそうですし、何より併録されている「脱走と追跡のサンバ」を読みたいんですよね。
虎視眈々と購入の機会、伺うこととします。



「マッドマックス」の最新作、めっちゃ面白いらしいですよ。
「スターウォーズ展」にも行かなきゃ。
楽しみですね、エピソード7。



ではまた。