2015年1月28日水曜日

デヴィッド・ボウイに平伏してしまいまして

先週の日曜の話になってしまうのですが……

観てきましたよ〜!
「デヴィッド・ボウイ・イズ」!!!


や〜、素晴らしかった!!
途中から目潤みっぱなしだったと思います。めっちゃ良かった。

これどんな映画かと言いますと、ロンドンで開催されたデヴィッド・ボウイの回顧展「デヴィッド・ボウイ・イズ」のドキュメンタリーなんです。
本人の、ではなく、あくまで回顧展の。
展示されている衣装だったり、映像だったり、写真だったり、あと企画のトークショーの模様やお客さんのインタビューなんかで構成されているわけです。
なかでもインタビューがね、泣けるわけですよ。
当時(72年?)、Top of the Popsで全英放送されたボウイの「スターマン」がどれだけ衝撃的だったか……。
おじちゃん(おじいちゃん)達が語るわけですが、なんかもうそれが……泣ける。
この「スターマン」のパフォーマンス、中盤でボウイがカメラを指差すんですよね。


「自分が指差されていると思って、背中に電流が走った」みたいなことをおじちゃんが言っていて、このボウイの聴き手への寄り添い方というか、世界を「君と僕」だけにしてしまうのが(特にジギー時代の)ボウイの魅力だよなぁ、と改めて……。
ジギー・スターダストは本当に救ってくれます、ほんと。

ちなみに、
このTop of the Popsではボウイがギターのミック・ロンソンの肩に腕をかけるのですが、当時はそれだけで結構やばかったみたいです。



となると、


これとか、


これとかのやばさは、もう測りしれませんな。
まぁ、ここら辺は今見てもやばいと思うけど。

と話がちょっとそれちゃったんですが、本当に良かったです、「デヴィッド・ボウイ・イズ」。
他にも「ダイヤモンドの犬」の映画化案がまだ生きていた時に書かれた絵コンテとか、ボウイの直筆歌詞とか貴重なものも色々出てきて、うぉ〜!ってなりましたよ。
(ボウイの字が「子供っぽい」って言われていて、少し嬉しくなりました。僕もそう言われるから)
ピカデリーだからって理由で根拠なく心配していた(ピカごめん)客席もいい雰囲気で、上映終わった後は小さいながらも拍手が起こって。
大満足でした。

あとは、

あとはもう、

この回顧展が日本に来てくれれば完璧!!



2015年1月23日金曜日

百円の恋(あるいはお得すぎるテアトル会員について)

昨日はテアトル新宿にて「百円の恋」を観てまいりました〜!


僕のtwitterのTLで滅茶苦茶評判が良くて、気になってしまったてのと(口コミって大切ですね)、あと僕は意識しないと洋画ばっか観てしまうんですけど、劇団員・板倉武志に「邦画は勉強になるよ〜」とかそんな感じのことを言われたってのもあり。
1年ぶりのテアトル新宿でした(前回は「愛の渦」)。

そしてそして、

本当に良かったんです、この映画。
(ここからちょいちょいネタバレするかもです)


これ散々言われているんでしょうけど、安藤サクラが本当に凄かったです。
前半のグータラ女から始まり、新井浩文に対する挙動不審演技が本当に面白くて「うわぁいいなぁ」なんて思い、なぜかどんどん可愛く見えてきて、後半の動きの切れ、眼光の鋭さ……。
あぎゃ〜って感じです。
試合中の表情なんて凄まじく(あ、ボクシングの話なんです)、それだけでボロッボロ泣いてしまいました。あ、良く泣くんですけど、僕。

脇を固める方々もいちいち面白くて、もう素晴らしかったです。
クリープハイプの主題歌があんまり好みじゃなかったのが唯一の残念ですが(ファンの方ごめんなさい)、そんなの本当に小さいこと。
良い映画を観ました。

そういや、監督のインタビュー記事では同じボクシング映画ってことで「レイジング・ブル」の名前が上がってましたね〜。
主役の体重増減があるってことでも一緒ですし。
デ・ニーロは安藤サクラと逆で、痩⇒太ですけど。
試合前、控え室からリングまでの道のりを長回しで撮るのなんて、あれ完全にオマージュですよね(ちがってたら恥ずかしい!)。
「レイジング・ブル」の長回しは、映画史上に残るレベルのやつです。


でもそんなオマージュとかどうでも良くなってました、そのシーンの時には。
もう「百円の恋」がステキすぎて。
やー、ほんと良かった。



あとあと、チケット買う時にオススメされて、なされるがままにテアトル会員になってきました〜。


キャンペーン中か何かだったのかな?
今まで何回かテアトル行ってるけど、初めてオススメされたんですよね〜。
結果、2000円払って、「百円の恋」+会員+無料鑑賞券1枚という壮絶なまでにお得な結果に!
え、大丈夫?っていらない心配をしてしまいそうなほどのお得さです。
会員は火・金1000円、それ以外1300円で、それだけで結構お得なのに…。
普段は年会費1000円で2回観ればもと取れますよ〜って感じなんですけど、年会費1000円……観たのは木曜だったし……なんか計算合わないんですよね。
どういうことなんだろ、やっぱキャンペーン中だったのかな。
まいっか!


はい、完全に映画ブログと化してきましたね、「火星の生活」。
(WS行ったり読書したり音楽聴いたりもしてるんですよ、本当は)
次回書く映画はもう既に決まっております。
「火星の生活」ってブログ名の由来にもなっている、あのお方の映画です。


デヴィッド・ボウイ・イズ!!!





2015年1月14日水曜日

好きです早稲田松竹(あるいはそこで出会ったバティスタについて)

おはようございます。
朝はカフェオレ、ホリユウキです。
昼は色々、夜はカレー、ホリユウキでもあります。
あ、映画が好きです。

そんなホリですが、昨日は早稲田松竹に映画を観に行ってまいりました。
「LEGOムービー」と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。

早稲田松竹は結構好きな映画館です。
ラインナップいいし。最前列でいい感じに観られるし。
大学が早稲田だったので学生時代からちょいちょい行ってました。
「地獄の黙示録・完全版」があまりに面白くて、1週間に2回観に行ったり……
北野武初期作品3本立てが最高だったり……
初めて観る小津映画に驚愕したり(アヴァンギャルドだ!とさえ思った最初)……
頑張って早起きして観に行った「イージー・ライダー」で目覚ましアラーム鳴らしたり(携帯の電源切っていたのに)……
頑張って早起きして観に行ったゴダール2本立てで、鑑賞中みるみる体調悪くなって途中で帰ったり(作品は「ウィークエンド」でした)……
他にも色々あるのですが、そんなこんなで結構好きなんです早稲田松竹。
ってわけで、「LEGOムービー」と「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」なんですが、

や〜面白かった。

まず「LEGOムービー」なんですが、もうその名の通り、全編レゴ。
レゴですからガチャガチャ動く。結構な速度でガチャガチャ。
楽しい、もう率直に。
上の写真にも載ってるんですが、バットマンなんかも出てきます(しかもメインキャラ)。
あとスーパーマンにうざがられているグリーン・ランタンとか、ごっちゃにされるガンダルフとダンブルドアとか……。
そういう小ネタも含めて楽しかったです。
そして最後、ちょっと泣きそうになるっていう。
こういう直球で感動させられるとちょっと悔しくなります(「アルゴ」の時もそうでした。あれも松竹で観たなぁ)
ちなみにこの映画、ティルダ・スウィントンの2014年ベストらしいです。ますます好きになっちゃうティルダ様。

そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。
公開当時、一部界隈で滅茶苦茶盛り上がった、前評判バカ高映画ですね。
ホリの2014年「うわ〜やっちまった見逃した……映画ランキング」2位です(1位は「ジャージー・ボーイズ」)。
というわけで念願の鑑賞。そして期待通りのステキ映画でした!
王道をちょっと外して、でものっかって、でも外して、でものっかって……て感じで。
そしてキャラクター達が魅力的なんですよね。ほんと。
あとこの映画、サントラがヒットしたみたいなんですが、分かります。分かります。
これはサントラ売れますよ。
70-80年代のちょい黒で甘い選曲。それをバックに宇宙を飛ぶ、飛ぶ。ひゃ〜!
あと、(僕が好きで好きで仕方がない)デヴィッド・ボウイも流れます。
「Moonage Daydream」。
ジギー時代の曲で、ミック・ロンソンのギターがうねりまくります。
ひゃ〜!

ただこの映画、一番の衝撃はですね……

バティスタ、でした。
「妻と娘の敵!!」って言ってる青緑のやつ。
「でかいなぁ、こいつ」と思ってたんですが、バティスタだったとは……。全然気付かなかったわ……。
wweっていうアメリカのプロレス団体のレスラーなんです、この人。
実家にいた頃、結構観てましたバティスタ。
僕がwwe観てた時期、ちょうどブレイクして。
彼がメインイベントをやったレッスルマニア(wweにおいて1年で一番大きい興行。つまり世界で一番大きい興行)とか、ppv買って見ましたもん。3000円とかするppv。レッスルマニアだから許される3000円という価格設定。


(レッスルマニア21のメインイベント。ハイライトです)

や〜、バティスタがまさか出ているとは……。凄いなぁ、バティスタ。


と、このブログが完全なる趣味ブログと化したところで、今回は終えたいと思います。
ここまでもし読んでくださった方がいたら、それはもう本当に感謝です。
それでは!

2015年1月6日火曜日

出演ドラマが東京でも放送されるみたいです(名古屋でも再放送)

こんばんは、ホリです。
今日は今年三本目の映画「メビウス」を観てあわわわ……ってなったりもしたのですが、
それはそれとして、レギュラー出演したドラマが東京でも放送されるみたいです。
「なぜ東堂院聖也16歳は彼女が出来ないのか?」ってドラマです。
東京でも、というのは、このドラマ名古屋テレビ(通称:メ〜テレ)の作品でして、
それが好評だったのか分からないけれど、TOKYO MXで放送されることになったんです。
コチラが番組webでして、コッチはTOKYO MXのページ。
明日から毎週水曜、22時スタートの30分枠でございます。

でこのドラマ、どんなのかと言うと、漫画原作の学園恋愛コメディです。
自分でも無縁だと思っていたジャンルでしたが、まさかの出演をしてしまいました。
主演は仮面ライダーになったりもする小林豊くん。
その小林くんが所属する名古屋のエンタメユニットBOYS AND MENが総出演するっていうコンセプトのドラマでもあります。
そんななか、犬と串からホリと萩原が参加し、走り回っております。
わりと物理的な意味で、はい、走っております。
あ、もちろん喋ってもおります。
初めてのドラマレギュラー出演でこんなセリフあっていいの、ってレベルで喋ってます。
実年齢マイナス10歳を演じながら、グチャグチャ喋っております〜。

名古屋では10日から、毎週土曜深夜2:45~に再放送されるみたいです。
ド・深夜ですね。
ホリは愛知県出身なので一応書いときました〜。





あ、これ、台湾まぜそばって食べ物です。名古屋名物とかで。
萩原と発祥のお店に行って、90分並んで食べました。
とんでもなくジャンキーな味がするんですけど、おいしいです。ジャンキーですけど。
これ食べたのも9月かぁ。時の流れは早いですね〜。

2015年1月5日月曜日

暴走ちゃんとか1.4とかで熱狂してしまった話

今日でお正月も完全終了という感じですね。
ホリは例年に比べ、わりと活動的なお正月でした。
2日には革命アイドル暴走ちゃんを観に行ってまいりましたよ〜。


写真撮影OKな公演なんですが、興奮のあまりカメラを構えるなんて考えには至らず、手元にあるのはこの1枚のみでございます……。
やー、しかし、ほんと好き。
あの狂騒的な渦に巻き込まれている時の多幸感ったら、もう!
紙を投げられ、米を投げられ、脱いだ衣装が飛んできて。
終演時には両手にネギを持ってました。どういうこと。
あと上の写真でお面かぶってセンターにいるまるこ君がひたすらかっこよかったです。
もう!

そしてもう一つのお正月熱狂は新日本プロレスの1.4東京ドームでございました。
中邑vs飯伏が最高だったなー。異次元対決。
掟破りの逆ボマイェとかまさかの方法でのボマイェ返しとか念願のフェニックス・スプラッシュとか、あれこう書くと飯伏のことばかりですが、中邑も最高だったんです。
もう入場から! 世界観がもう! たまりません。たぎります。
(ちなみに犬と串 case.13「うぶ」で僕がハーデスという役をやるにあたって、中邑の動き、ちょっとだけ参考にしました。2%ぐらい)
あとメインの棚橋vsオカダももちろん良かったんですけど、個人的にはAJスタイルズがかっこよすぎて……。
フィニッシュが、内藤の雪崩式フランケンをこらえての、雪崩式スタイルズクラッシュ!
スタイルズクラッシュの態勢に入った瞬間の興奮といったら凄かったです。
ぎゃああああああ! そこからもしやスタイルズクラッシュですかあああああ!って。
いやぁ、良かった。

あとねあとね、第0試合、ランブル戦(バトルロイヤル)だったんですけど、
まさかのヒロ斉藤、藤原組長、ザ・グレート・カブキが参戦!
ヒロさんは置いておいても、組長とカブキなんて超絶レジェンドですよ!!
カブキ毒霧一発で反則取られて失格になってたけど、それでもね。
もう動けないだろうしね。
ヌンチャクと毒霧を少しでもやってくれただけでホリは満足です。


全試合終了後、こんな感じでしたよ。
東京ドーム!!

2015年1月3日土曜日

いつまで続くか分からないけれど……

2015年にもなったことだし、ブログを始めて見ようと思いました。
いつまで続くか分からないけれど……。
雑記帳みたいな感じで書いていきます。

あ、2015年になったということでピンチョン読み始めました。


「逆光」です。
”長くてぐちゃぐちゃしてる”って言われるピンチョンの中でも特に長い上下巻合わせて1600ページ超え。しかも文字小さめ。
ほんとは「V」を読みたかったんだけど、図書館になかったから。
頑張って読みます。ただいま150ページ。先は長い。

ピンチョン読むのは4冊目だけど、前回からやってる登場人物メモを今回も。

これやんないとワケ分からなくなっちゃうからー。
電車の中なんかでも、せこせこメモっております。

あ、そろそろ出かける時間。
渋谷のアップリンクに「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」を観に行って参ります〜。