2015年2月10日火曜日

「最後のサムライ」稽古中につき、時代物フェア開催中!

こんにちは、ホリです。
ほぼ毎日「最後のサムライ」の稽古な日々でございます。


で、僕趣味が小説・音楽・映画なんですけれども、
これを機に色々と時代モノを吸収してみようと思いまして。
言い回しとか、立ち振る舞いとかの参考にもなるんじゃないかなぁと。

というわけで、とりあえず町田康の「パンク侍、切られて候」を読み始めました。


参考になら……ないですね、これ。
全然関係ない小説読むより良いんだろうけど。いやしかし、いやしかし。
ただ参考にはならねど、面白いことは確かです。
今まで町田康は「くっすん大黒」「きれぎれ」「浄土」を読んでいて、
時代小説は初めてなんですが、変わらずもー笑っちゃう。
電車の中で読んでても抑えきれない。横の人にチラチラ見られちゃう。やー。
残り160ページくらいなので、今のペースだとあと2日ぐらいで読み終わると思います。
読んでて楽しいよー。

その後は、同じ町田康の「告白」の予定。


これ色んな人から傑作と聞いていて、河内十人斬りを描いているってことだから、きっと「パンク侍〜」よりはふざけていないだろう(や、ふざけているの大大大好きですが)、参考になるだろう……と思っていたら、

河内十人斬りって明治時代なんですね……。
江戸時代の話だと思ってたや……。

ま、読みますけどね〜。
さらにその次は町田康の「宿屋めぐり」かなぁって、読書に関してはもう町田康フェア状態でございます。


こんな感じであんまり効果をなしていないように見える時代物フェアですが、
なにもフェアは小説だけではありません。映画もあります。
ということで、


黒澤さんの「用心棒」を10年ぶりくらいに観たり、


三池版「十三人の刺客」を(こちらは初めて)観たりしておりますよー。
ちょっとした所作なんかに気を払いながら鑑賞しております。
ただ二本とも、途中から「うわっはー! 面白ーい!」ってなっちゃいましたけど。

「用心棒」なんか頭からつま先まで、娯楽作ですからね。
三船敏郎がかっこいいんだ! なんとも!
アッパーなカタルシスをね、噴出させてくれます。

「十三人の刺客」はとりあえず……キャストが豪華で豪華で。
そしてほんとに1時間弱、戦うんすね。
知ってはいたけど、戦闘始まった瞬間思わず時計見て、「あ、まじで1時間やるんだ」って確認しちゃいました。
こんだけ長いと、アクションの快感の向こう側にたどり着きます。
どこまで狙っているのかは分からないけど、なんか画面で起こっている斬り合いが凄く凄惨なものに見えてくるんですよね。
その中で松方弘樹の殺陣だけはあまりに美しくて、別種の味わいになっていましたが。
あとごろーちゃんの食事シーン、ジャニーズもあんなことして良いのね。
合戦に入る後半でもあの禍々しさが出せれば……とは思ってしまったなぁ。
白昼の屋外じゃ、難しかったかなぁ。
それぐらい前半のごろーちゃんは好きでした。

と長々と書いてしまいましたが、そんなこんなで「最後のサムライ」稽古中なのです。
ちなみにチケットはプレイガイド等で発売しておりますが、僕に連絡くださってもお取りできますー。
よかったら観にいらしてくださいね。
公演詳細は公式ブログをご覧くださいませ!

それではそれでは〜。

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