2015年2月14日土曜日

DULL-COLORED POP「夏目漱石とねこ」を観ましたよっ!

こんばんは。
今日は「最後のサムライ」の稽古はオフでして、新宿行ったり渋谷行ったり駅のホームで着替えたりセンター街を全力疾走したりスクランブル交差点で全身赤タイツの謎の男と並走したり……とバタバタな一日だったのですが、
その一日の最後に観てきました、DULL-COLORED POP「夏目漱石とねこ」!


や〜ステキだったなぁ……。

ダルカラはずっと観続けている劇団でして、
ほんとに一番最初に遡ると、主宰・谷さんのブログを読んでいた高校時代に始まり(約10年前! あの頃は深い考えもなく何となく留学に憧れていた……。それで辿り着いたのが谷さんの演劇留学のブログ記事)、
CoRich舞台芸術まつり!の最終選考にダルカラと犬と串が一緒に残ったのがきっかけで知り合って、
ダルカラ休止中にやった谷さんの個人企画に出演させて頂いたり、
復活後は本公演全部観てるし、
観てるだけじゃなくて、「完全版・人間失格」ではDJしたり、「河童」ではゲスト出演したりと、
とにかくずーっとその作品を拝見させて頂いたり、時には参加したりしているのですが、

今回も素晴らしかったです。ほんと。

静かだ静かだと事前に漏れ聞こえていたので、上述の通り新宿や渋谷をかけずり回って体力の削られていた僕は、一応眠気対策を打っとこうと観劇直前にレッドブルなぞ体内に流し込んでいたのですが、
杞憂でした。すみません。
確かに静かなんですが、その静けさがとても豊かというか、奥行きが凄いというか、
う〜ん……うまく言えないんですけど……。
や、多分そんな簡単に言葉に出来るものではないから、感動したんだと思います。
僕はなぜか水面に広がる波紋を見ていて全然飽きない……みたいなのをイメージしました。
あれ? 僕、なんかこれ結構恥ずかしいこと書いてます?
でもほんとそんな感じがしたんですよねぇ。僕だけかもですが。

あと、その静けさという意味で「いつものダルカラと違う」なんて言葉も結構聞いて、それは確かにそうだと思うのですが、
なんか谷さんの書くセリフはやっぱり谷さんのそれで、
これ本人にもお伝えして、
はい、特に確信もなく偉そうなこと言ってすみませんという感じなんですが、
思えばダルカラの芝居6年も観続けているんだからそういうのも体感で分かってくるのかなぁなんて思ったりもして……。
ウダウダ言っちゃった。ごめんなさい。

あともちろん、俳優の皆様、めっちゃステキでした。
お一人ずつ書くと長くなっちゃうし、書くのも正直大変だし、知り合いの方も多いのでちょっと恥ずかしいしってことで、そんなことはしないのですが、
本当に皆様ステキでした。
しかしなぁ、中でも榊原毅さんの中盤のあのシーンは凄かったなぁ……。
何なんだあれ。目ん玉引ん剝かれてしまったわぁ。
でもそれ言ったら他の方の別のシーンが思い起こされたりもするし、てか照明も素晴らしかったし、美術の使われ方も好みだったし……
ってやっぱキリがないですね。
お疲れさまでした。あと1ステ、頑張ってください。

そうそう、明日で終わりなのですよ、このお芝居。
4000円と安くはないのですが、その価値はあると思います。
いや万人にオススメできるものなんてないと思うのですが、少なくとも僕は凄く好きでした!
気になったら座・高円寺にダッシュするってのも良いと思いますよ〜。
日曜は高円寺に中央線止まらないので、そこだけ気を付けて頂ければ!!

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